瀬戸内国際芸術祭2019に出かけて来たことを書いたが、言葉足らずであったので追加する。
直島の地中美術館を含めたベネッセの施設は芸術祭の中でも異様である。これらの施設は通年営業であることもあるが、車のすれ違いも容易でない小さな島のリゾート地。その島民の生活も匂いもない、完全無欠の透明帯の海岸線に建つ高級リゾートホテルや美術館、オブジェ群。やっぱり異様。これを目当てに客は来る。私自身も含めて。
写真は男木島の迷路のような石垣が積んである路地。上の写真は、数台の車両しか載せられない可愛いフェリー(女木島の港から)
この地域周辺は石の産地。暮石(御影石)では高級な庵治石の産地はすぐ近く。同じく庵治町になる大島(国立ハンセン病療養所)へ出かける予定であったが、男木島からは土日便のみの運行のため断念。出かけたのは金曜日。翌日、土曜日は台風接近のため運行中止決定。