瀬戸内国際芸術祭2019へ出かけてきました

10月初旬、日本列島を震撼させた台風接近直前に出かけてきた。高松港から島々を通う船のデッキに出ても穏やかな気候。北陸富山とは違った風景の中を歩くのも気持ちが良いものである。

10月9日、前日は小雨模様であったが、朝から快晴。直島へ向かう朝一番のフェリーに乗り込む。草間彌生の「赤かぼちゃ」を横目に、宮浦港に到着してから「地中美術館」へ向かうためにバス停へ向かう。
ネットから事前予約が必要なこの美術館は、15分ごとの限られた時間ごとに、限られた予約者数、入場者数を制限している美術館である。3週間前に予約したが、朝一ではなく、10時15分が予約できる一番早い時間であった。
地中美術館は安藤忠雄の建築物である。一般的に箱物を作ってから中身であるアート作品を展示するわけであるが、先に展示すべき作品があり、それに合わせた箱物を作り上げた美術館である。現存作家のアート作品ならば、その作家と協議しながらデザインして作り上げている。モネの睡蓮の作品などは、モネ自身が実際に見たならば、彼が一番に感激したであろう。
写真は、李禹煥(リウファン)美術館横に広がるベネッセ屋外作品