山牛蒡、仕上げ工程へ

昨年の3月から鉛筆による下書きから始めて、2年目の夏。いよいよ仕上げ工程に突入。

鉛筆の線をペンで描き起こしたころの一部

背景にグラディーションの空を描くため、葉っぱの一部をマスキング。
切れ味の良いカッターナイフでマスキングテープのみをカット(不可能)するのは、ちょっと神経を使う。

マスキングテープを貼り、マスクの境界を切り抜いているところ

グラデ前はアクリル絵具のチタニウムホワイト。
グラデに使用するのは、コバルトブルーとジンクホワイトの油絵具。
幅広の筆を何本か準備して、やや厚めに塗る。キレイなグラデにはならなかったけれど、手描き感がたっぷり、と開きなおる。
乾燥後、溶油で薄く溶いたコバルトブルーかウルトラマリンを数回重ねる予定。昔は、1週間の乾燥が待てなかった。グラッシを何層も重ねる忍耐などなかった。

グラッシすると厚塗りした冊毛後が目立ってくるため、
白い部分のある程度(グラッシをかける範囲)まではグラディーション範囲