20号(727×530mm)の額縁。古典的な作風に合うように、しかも、可能な限り手間をかけないで制作してみた。
ホームセンターで容易に入手できるカラマツの角材90×30mmを買ってきてテーブルソー、ルーターで加工。仕上げはワトコオイルのエボニーを塗り、乾燥後に油絵具のアイボリーブラックを薄く擦り込む。
額縁内側の金色の部分は、白のジェッソを数回塗り、サンドペーパで磨いた後で箔おき。洋箔(純金ではない)を使う。初めての経験につき、うまくいかないので箔おき後にサンドペーパで軽く削る。上からアクリル絵具のライトレッドを塗り、布で拭き取る。いいあんばいで凸凹と渋さがでた。角の四角形の箔はアクセントのつもり。